当時、小学生でしたがたまたま家に合った
このマンガを読んで、人生、変わってますね。
いわゆる「ギャグ漫画」なのですが、それを超える魅力があると思います。
きんどーさん、膝方さん、そうじ君といった登場人物の魅力もさる事ながら、細かく書き込まれた背景、アートっぽかったりロックっぽかったり色々だった扉絵。
さらに、いたるところに詰め込まれた、特撮、ロック、格闘技の情報。
今、「サブカル」として人気のジャンルの多くを、この「漫画」が内包していたというのは、すごい事だと思います。明らかに時代の何歩も先を行っていましたね。
結局、自分達は、この「世界」に惹かれたんだと思います。
作者である「鴨川つばめ」氏が、人生を削って作り上げた世界に。
ちなみに、自分は大学時代に中国拳法の道場へ通って、このマンガに登場する「形意拳」を習いました。「龍形拳」「蛇形拳」に混じって、「すっぽん形拳」が本当にあると知った時は驚きましたっけ。(まぁ、モデルがすっぽんかどうかは諸説ある模様ですが)
おかげで体も出来上がってきていますし就職先も決まりましたよ。